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医者とはじめる米国株投資です。将来安定した生活を送るために、S&P500ETF投資を薦めるブログです。

自分で自分を認めるというのを簡単に行うことと同じ効果があるセルフコンパッション

アドラーの本を読むと、確かに自己啓発の父のような感じがします。

 

しかし、やはり100年前の内容なので、自己啓発も時間とともに進化しているように思えます。

 

アドラーは幸せになるために凡庸な自分を認めてあげるべきみたいなことを主張します。

 

人に承認されることを念頭に行動をすれば、自分の人生を生きられなくなる。人の承認ではなく自分の人生を生きなさいと。そして、自分の人生を生きるために、自分で自分を認めてあげなさい。

 

自分で自分を認め、自分の信じる道を進み、他者と協調しながら人間社会でしっかりと生きると決めることで、今すぐに幸せになれる。

 

というのがアドラーの主張だと思っています。

 

幸せになるのに、多くの人と交流し、多くの人と信頼しあえる関係を築くことがとても大切ということには異論はないです。

 

お金があっても不幸な感じが抜けない人、地位や権力があってもイマイチ幸せにな感じになれないのは、人間関係ががうまくいっていないからです。

 

人間関係をうまく行かせるためには、自分自身を認めてあげ、他者からみとめてもらわなくても、しっかり自分の信じる道をあゆみ、人の役に立つような良いことを自分の意思でやれるようになることで、幸せになれるということです。

 

しかし、この自分を認めてあげるという行為は、めちゃくちゃ難しいはずです。

 

認めるというのはかなり難しいと思います。なぜなら現在の結果が目の前にちらつくからです。たとえば、私なんかはまだまだ医者としての実力も低いし、ブログのアクセスだって、グーグルの変更で減ったし、結果を突きつけられた状態で自分を認めるというのは、ある意味で、自分で自分を偽るようなものに近い感覚をどうしても帯びてしまいます。

 

 

だからこそ、セルフコンパッションです。

 

自分に思いやりをもつという意味ですが、これは自分を認めなくても、自分に結果がなくてもできます。自分に思いやりを持つことで、自分を認めることと同じ効果が得られます。

 

というか、アドラーでいう『自分を認めてあげる』という行為と、自分に思いやりを持つという発想は、同じ意味とさえ言えると思います。

 

 

自分を認める=自分を大切にする=自分に思いやりをもつ。

 

こんな感じです。自分を認めるとは、自分が優れていると自分に自己暗示をかけて自尊心を高めることではないです。

 

アドラーの本ではセルフコンパションという概念は出てこない気がしますが、セルフコンパッションを持つことで、アドラーにより推奨される、自分の信じる道を多くの人が歩みやすくなるのではないかと思います。

 

自分におもいやりを持つことで人生がぐっと楽になります。

 

結果が伴っていなくても快適に人生を歩めますし、より良い結果を求めて、自分のペースで無理なく進歩できます。

 

この考えは本当にだれでも受け入れられる発想の転換で、その日のうちから幸せアップを実感できる考え方です。とくに、失敗した時に有効ですし、なにか判断を迷った時にも有効です。

 

ぜひ楽しく一緒に人生を生きていきましょう

 

毎月14日は投資の日です。

 

銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。

 

コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。