S&P500への投資以外にお金を何に使うべきか。
こんにちは。
多くの人がお金を貯めることができないと言っている一方で、貯めたお金、増やしたお金を何に使えばいいのかと言うのは、有名な議論だと思います。
日本では、お金をどう使うかという検索をgoogleで行うと、トップにはプレジデントオンラインの記事が出て来ます。
http://president.jp/articles/-/11710
しかしこの手の記事では、お金を貯めても使わなければ意味がないと言う趣旨ばかりが書かれており、
好きなことには好きなだけ使えとか、若いうちはお金なんて貯めなくていい的なニュアンスばかりが強調されてしまいます。
こういう発言の多くは経営者から発信されます。
自分で会社を経営していたり、自分で稼ぐ力のある人たちは、お金は使えと言って来ます。
私この『お金は使いなさい』というフレーズ、非常に危険だと思っています。
多くの人が不満に思っている年金システムは、人々が日常的にお金を使って老後に路頭に迷う人が出ないようにという目的で生まれた概念だと思いますし、年金システムがある方が、老後に路頭に迷う人が減るというエビデンスもあるとどっかのだれかが言っていました。
まぁ強制貯蓄と考えれば、散財癖のある人にとっては良いシステムという見方もあると思います。
では、お金は何に使えば良いのか、
お金は投資的な要素のあるものにだけ使うべきです!
定義からして消費的なお金は使うのは良くないです。
お金を払うときに『いつか戻って来ておいで』とあまっちょろく祈るのではなく、投資的な要素にお金を使い続けると言うのがとても大事です。
私たちは投資家です。投資家とは、株の取引をしている人という意味ではありません。
また、金の亡者でもありません。
投資家とは、常に費用対効果を考えている人のことです。
お金はあなたの器を大きくし、あなたの人生を豊かにしてくれるものに使うべきです。
お金を使うときは、
払う価値以上のリターンが得られるか?
払う価値以上のリターンを得るためにはどうすればいいか?
を考え続けるのが大切だと思います。
好きだからいいとか、派手に使えばいいとか、そういう単純なものではないと思います。
お金の使い方を毎日意識することで、S&P500への投資と同じような大きなトータルリターンを一緒に得ていきたいですね。