仲良い人が気に入らないことをした時は、『たまたま』と考えると楽になる。
エリックバーカーのブログ記事で結婚生活をうまく続ける方法の一つに、相手が嫌なことを言ったり、嫌な行動を取られた時にそれをexceptionと考えるというものがあります。
Bad Things Are Exceptions, Good Things Are Traits
これは結構いい考え方だなと思いましたし、実際に有効だったので紹介しますね。
そもそも私たちの周りには本質的な仲が良かったり、仲間だという人と、敵対していたり、よく知らないただの知人という人がいます。
普段からいい関係を築けても、自分の中の地雷を踏まれたり、そうでなくても『それってどうなの?』『おかしくない?』と思うような行動や言動に直面するときがあります。
基本的には何かを発する時や何か行動をするときは、まず考えたあとにおこるはずなので、自分にとって嫌なことをされたり、そうでなくてもなにかおかしいと思うようなことをしているのを見ると、『どうしてそういう行動・言動に至ったんだ』という嫌悪感が生まれます。
そして、そこから論理が飛躍して、根底に『こういう考え方があるからそういう発言や言動になるのか』とかまで言ってしまうと、途端にその人のことを受け入れられなくなってしまったりもします。
しかし、人間そんなに深く考えていないので、あなたの目の前に起こった嫌なことは『たまたまだった』と考えることはとても有効に思いますし、実際に有効です。
このように考えることは、ある意味でマインドフルネスを実践することでもあります。
相手の気に入らない行動や言動に対して、あなたの相手への評価を、『たまたま』とするか『必然』と捉えるか、どちらの方が今後の人間関係を豊かにするかを考えた時、『たまたま』と捉える方が、概ねうまくいくように思えます。
これはなにも結婚生活を送る夫婦間に限ったことではなく、普段は仲良く働いている同僚にもいえると思います。
今までうまく人間関係を築けていたような人であれば本質的に他の人よりあなたと相性が合うはずだからです。
なにかのはずみで気に入らないことがあっても、よくよく考えればなにか事情があったのかもしれないし、事情がなかったとしてもたまたまだったと考える方が、自分にとってなにかと都合がいいはずです。
なぜなら基本的にうまく言っているのですがから、一回の失言で関係を悪くするのは得策ではありません。
なんども嫌なことがある場合には仕方ありませんが、普段仲良くしている人が自分にとって変な言動や行動をとったとしても、それは深く考えず、たまたまだったと考えるくらいがちょうどいいんじゃないかと思います。
そして『たまたま』だったとまず考えることができれば、今度はどうしてそのたまたまが起きたのかを考えることができ、たまたま相手にとって不都合なことがあったんだ、仕方がないなと思いを馳せることができるのではないかと思います。
人間関係の工夫はすればするほど生きやすくなる気がします。
豊かな金融資産ともに、じっくりと豊かな人間関係も築いていけたらいいですね。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。