MMTが普及すれば、日本の株価は爆上がりする。
MMTによって政府が継続的に公共事業などの財政支出を行うことによっては私たちの給料はあがります。
政府の支出によって増えるのは富裕層の給料ではなく、一般人の給料です。
そうするとどうなるかといえば、景気が良くなります。
年収1千万の人の年収が100万円増えても支出の額はあまり変わりませんが、年収300万の人、年収400万の人の給料が100万円増えるととんでもなくインパクトが大きいです。
今の日本人はかなり生活レベルを制限されているため、多くの日本人の給料が上がれば、今よりも快適な生活を送るための消費が活発化するでしょう。
突然100万円もらっても貯金するだけですが、継続的に給料が100万円増えた状態を維持できると分かれば、私たちは消費します。
自分の生活レベルが上がったことになるからです。
すると、日本国内の各企業の売り上げ、利益が上がります。
すると日本の株が買われ始めます。
現在の日本では日銀が多数株式を保有しており、その行き先を心配する人がいますが、MMTが採用されれば、企業業績も改善するため、日銀が買い支える必要がなくなります。
日銀は株式収入を得る必要はないため、株価上昇の気配があれば、持ち株を売ると思っています。そうなると、企業業績に比較して、日銀からの売り圧力がかかるため、日本株の上昇率は一時的に低迷するでしょう。この一時的にというのは5年~10年くらいを意味すると思っています。期間の予想は適当です。
言いたいのは、業績がいいのに株価が上昇しないという奇妙な現象になると思っています。
しかし日銀の売り圧力が減少すると、株価は企業業績に応じた健全な推移を辿るようになります。そして日銀が株の売却をやめた時、それまで日銀による売り圧力で軟調となった日本の株価は爆上がりするでしょう。
ちなみに日本の景気が良くなることで、米国株投資家の私たちもその恩恵にあずかれます。
普段コンビニコーヒーしか飲んでいない人が給料があがればスタバでコーヒーを飲むようになるからです。
携帯の買い替えを控えている人が最新スマホを購入するようになるからです。
はやくMMTが普及してほしいと願うばかりです。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。