日経平均が暴落すると、世界同時株安になる理論はおもしろい
こんにちは。
上記ブログ面白いですね。
よくアメリカ発の世界同時株安がありますが、日本初の世界同時株安も起こりうるのだと学びました。
例えば、日本の超代表的なバランスファンドであり、世界の株価を動かすものとして、GPIFがあります。
年金機構は株式運用をしているわけですが、巨額の運用をしております。
しかし、日銀のETF買いがストップすると、日本株の受給バランスが大きく崩れ、日本株が下落します。
すると、GPIFのポートフォリオの日本株比率が下がるため、その比率を是正するために、アメリカ株などが売られます。
その売られて得られた資金で日本株が買われるかもしれませんが、とにかくアメリカ株は売られます。
このリバランスをGPIFがやると世界の金融市場に影響が出ます。
しかし、これらは単に株の売買なので、今後株価が下がれば、私たちにとってはS&P500を安く買うチャンス到来でしょう。
日銀がETF買いを続けるのかどうかわかわりませんが、ETF買いがストップすると、スイスフランショックのような激震が世界の金融市場の走るのではないかなと思う次第です。
さて、世界中に株式投資が浸透すると、私たち米国株投資家のように一国への集中投資をする人というのは実はマイナーでしょう。
世界の先進国に分散投資することがリスクを抑えつつ、安定した利益を得られると思っている人は多いです。
そうなってくると、世界中で資本主義が成熟するにつれてどの国に投資をしてもある程度リターンが得られるという状況になるため、みんなが世界各国に分散投資を始めるでしょうし、実際、世界各国に投資をしている人は多いでしょう。
私が最初に始めた投資もセゾン投信と世界経済インデックスファンドという世界全体への投資でした。
多くの人がバランス投資をしている現状を考え、そのポートフォリオの割合を一定に保つようなリバランスが常に行われると仮定します。
そうすると日本のGPIFに限定しなくても、一国の経済が破綻すると、世界同時株安になるのではないかと思います。
株式のボラティリティはこういうところからも生まれてくるのですね。
世界の暴落がいつ起きるのか。だれにも予想はできません。
現物株の売買では暴落しても痛くもかゆくもありませんが、くれぐれも素人は信用取引なんてやらないようにしましょう。地獄を見るかもしれないです。一緒に相場で生き残りましょう。
毎月14日は投資の日です。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。