色々な人とコミュニケーションすることが幸せへの道
幸福になるための大切な要素として、お金、友達、仕事、健康など、様々な要素があります。
哲学的な思考などでは、すぐにどれか一つしかなかった時の想定をするので、現実離れした発想になってしまい実践的でないイメージになりますが、
あえて哲学っぽく、何か一つしかないという仮定をしてみましょう。
お金しかなく、不健康で、友達もおらず、仕事もない。
どうですか?お金は無限にあります。でも友達だと思える友達はいないし、あなたはガンです。仕事もありません。
幸せでしょうか?
私は幸せとは思いません。
では次です。
友達はたくさんいるが、お金はない。
貯金がないどころか借金があります。
さらにあなたはガンです。そして仕事はありません。
幸せでしょうか?
やっぱり不幸ですね。
そして次です。
あなたは仕事はできます。だれにもできない仕事をやり遂げます。
しかしお金はありません。なぜならヤクザに給料を全て持って行かれてしまうからです。そしてあなたには友達もいないし、ガンを患っています。
不幸ですね。
そして最後、あなたは健康です。長生きします。
しかし友達もいなければ、お金もない、仕事もありません。
どうですか?生き地獄ですね。
さて、ここからが重要な仮説です。
どの地獄が一番マシですか?
多くの人は、お金はないし、仕事もうまくいかないし、友達も多くないし、将来はガンになる可能性がたかいです。
上手なシュミレーションではなかったかもしれません。すいません。
この中で、私が一番マシだと思う地獄は、友達しかいないという地獄です。
さて、これって地獄ですかね?
意外に幸福なんじゃないかと思っています。
信頼できる友達がいる、話し相手がいるというのは、お金、健康、仕事以上の価値があると思っています。
橘玲の幸福の資本論では、お金、仕事、友達はある程度対等な位置付けて語られているイメージでしたが、私はこれら3つは対等ではないと思います。
むしろ、友達、つまりは人間関係をよりよくするために、お金だったり仕事だったりがあるのではないかとすら考えています。
この人間関係ですが、家族と仲が良ければよいというものではないと思います。
なぜなら、家族にどんなに理解があっても、不幸だと思う人は世の中に大勢いるからです。(もちろん家族といい関係でいることは大切です)
人間は人の間と書いて人間です。
どんなに成功しても、人の間にいないと、私たちは不幸になってしまうのではないかと考えています。
どうして考えたかといえば、医者という立場で、ある程度給料ももらい、家族もいて、投資もして将来はお金持ちになれるという未来が開けたのにもかからわず、なにか物足りなさを感じるからです。
しかし、友人に限らず、誰かと話すことで、私の幸福感が上がることを実感しています。
しかも相手から、楽しそうに話を聞けるとさらに幸福感が増します。
人間は多くの人とコミュニケーションをすることで、さらに幸せになれると思っています。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。