一番シンプルな自己投資にはわからないことを減らすこと
こんにちは。
多くの人は能力をアップさせて給料を高くするために様々な努力をしているときもあると思います。
しかし一方で、何回セミナーに行こうが、何冊ビジネス書を読もうが、一向に人生が上向かず、意識高い系とバカにされている状態に陥ってしまうこともあると思います。
もちろん意識は低いより高い方がいいに決まっていますが、必要のない知識や技術を仕入れても、なかなか結果には結びつきません。
人間的な器の大きさとしては、関係ないこともいろいろとできた方がいいと思います。しかし関係ないことができることを自慢し始めたらおしまいです。だれも聞いてくれません。
では一体どうしたら、効率よく能力を高められるかといえば、
わからないことを減らすことです。
普段働いている中で、実はよくわからないことというのはたくさんあると思います。
例えば投資をしていれば嫌でも出てくる、株価、為替、配当などの用語からはじまり、投資信託、ETF、経費率、実質コスト、など次々といろいろな知らない単語が出てきます。
いわゆるPERやPBRなどの投資用語はいかにも難しそうな言葉ですが、NISA、ジュニアNISA、積立NISA、idecoなど一般用語でも中身があまりわかっていない人は多いと思います。
このような知っているけどわかっていないことは実は仕事周りにはあふれています。
これを一つ一つわかるようにしていくことが、人的資本をあげる行為です。
なぜなら人的資本とは、人間が、社会にある材料や仕組みを利用して、儲ける力のことだからです。
言われたことをただやるだけの人材がなぜだめなのかは、社会にある材料や仕組みを活かす力がないからです。
プライベートではなるべく仕事のことを考えたくはないと思いますが、たとえば受験勉強を思い出せば、結果を出すためには
ちょろっと土日に勉強したり、人より平日に少しだけ多く勉強することがどうしても必要になります。
どうして仕事では仕事時間内だけでパフォーマンスを上げなければいけないのでしょう。人よりちょろっと努力するとこが人生の後半でパフォーマンスに大きな差を与えます。
もちろん、社会人には仕事以外にもやることはたくさんあるので、なるべく効率よく仕事の能力を高めるのが理想ですし、ずっと仕事のこと考えろとは言いません。
しかし、なるべく仕事周りのわからないことを減らすこと。これくらいはしっかりやった方がいいと思いますし、これが一番の自己投資だと思います。この作業を最速で実践するためにgoogleを駆使したり、先輩や友人に聞いたり、テキストを読むことがとても大事だと思います。
無意味にエジプト語を勉強始めても、ネイティブのようにペラペラになれるわけではないため、その努力は対価として大抵は支払われません。それどころかエジプト語を学ぶのに費やした時間を他のことに使えないため、ライバルに差をつけられてしまいますし、もっといえば、自分の能力をメンテナンスする時間も奪われかねません。
これは極端な例ですが、例えば、会社で稼ぐ力と株の知識はあまり関係ありません。仕事は仕事、投資は投資です。株式投資は面白いですが、投資の闇に飲まれないようにしつつ、仕事で成果を上げていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。