おすすめブログ②~橘玲はハッとさせる思想の持ち主。
こんにちは。
次のおすすめブログですが、橘玲のブログのブログです。
橘玲 公式BLOG – Tachibana Akira official BLOG
橘玲の話で個人的に一番面白く、いまでも感動して覚えているのは、幸福の資本論という本に書いてありますが、
幸福は人的資本、金融資本、社会資本は三つの要素で成り立っているという話です。
人的資本は自分の稼ぐちからです。自分の能力とも言い換えることができます。
自分の能力が低ければ問題を解決できず、不幸になるリスクが高まるでしょう。逆に能力が高ければ、困った時も考えたり、要領よく検索したりすることで、問題も解決するでしょう。友人への上手な助けの求め方もある意味人的資本かもしれないですね。
金融資本とは文字通り資産の量ですね。お金が多ければ、多くの問題が解決できます。さらに、お金が多ければさらに多くのお金を産むことができます。
お金がないと不幸になる確率が高まります。ないよりあるに越したほうがいいし、普通のサラリーマンにとってお金(資産)は増えれば増えるほど幸福度は上がります。
そして最後に社会資本です。
これは人間関係です。資本というからには、協力して何かをする力です。お金を生み出す力です。ただ、べつにお金を生み出さなくても潜在的に助けてくれる状態というのは、すぐにリターンを得られないけどディフェンシブな株式とか、債権、またはいざという時に引き出せる預金みたいな要素もあるかもしれません。チームで働く力って見方もあると思いますが、チームの仕事はどちらかというと命令系統とかシステムに本来依存するし、そもそも上司や部下、などそもそも利害関係で成り立っているのでこれは社会資本とは言わないような気がしています。どちらかというと会社の外で、困った時に相談できる人の量や質が社会資本だと思っています。
でも友人を利害関係で増やすことはできないので(コミュニケーションが得意な人はできるかもしれません)、結局は、共通の趣味とかで盛り上がって仲良くなった結果、自然と社会資本が増えていくのだと思います。
だから趣味を持つことは大切なんだと思います。
別に無理にいやなことをやれとか、趣味を無理やり作れという意味ではなく、
好きなことをプライベートで楽しむことが結局は、仕事一筋の人よりも幸福になれるし、社会的にも成功するという話だと思っています。
能力の高いコミュケーションが苦手な人はこの社会資本が少ないことに悩みます。
他人を頼りにすることができないので、人生に対してお金があっても悲観的になります。
社会資本は兄弟や家族、親戚も含みます。
一般的に激務なエリートは時間がないので社会資本が金融資本や人的資本にくらべて少ない傾向にあると思います。時間がないので、まぁ友達は少なくてもいっかとか、家族をおろそかにしたり、一見収入に結びつかない無駄なことを排除しすぎているのかなと思っています。
しかし社会資本が少ないと、社会的な生物である人間は幸福になれません。
でもそもそも、この3つの資本を持ってる人はいません。でもこの3つを持つことを目指すことで幸福に近づきます。
だいたいこんな話を橘玲が昔言っていました。私なりに結構噛み砕いてしまったので、概念が変わって説明されてしまっているかもしれませんが、だいたい一緒だと思います。詳しくは本読むといいと思います。
この考え方は人生の一つの指標になってます。日本人は人的資本を増やすことに注力していますが、金融資本に関しては、投資しないので増えないままです。なので仮に社会資本があっても、金融資本が不足しているため十分な幸福度が得られないのというのが今の日本の一つの現状だと思います。
だれかと交流するためには交際費がかかりますなので、
社会資本と金融資本は反比例の関係にあると思います。
だからこそ投資が必要です。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒に幸せな人生を歩んでいきましょう。
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