日本人の幸福度が低いのは、長期投資家が少ないから。
こんにちは。
先進国の中での幸福度が日本だ著しく低いのは、多くの人が知っているでしょう。
OECD35カ国中21位、先進7カ国のなかではずっと最下位。
これが日本の幸福度に関する現実です。
どうしてこうなのかと言えば、たくさん理由があると思いますが、
その中でかなり大きな理由の一つとして、長期投資家がいないことだと思っています。
頭のおかしい行動をとらないかぎりは普通は友達ができますし、日本の平均年収は世界規模で見たら、かなり金持ちな部類です。
つまり、人的資本と社会資本に関しては多くの日本人では世界トップクラスであるともいえます。
上を見ればきりがないですが、幸福になるために日本人の中で上位に食い込む必要はありません。
しかし、金融資本に関しては、多くの人がの知識がまず十分ではありません。
金融資本に関しての知識は、なにも株式投資である必要はないです。
金融資本に関しての知識の低さ低いと、妙な意識高い系の本やブログ、記事の『貯金なんてしなくていい』『お金は好きなことにはいくら使ってもよい』みたいな、言葉に騙されていまいます。
これらの言葉が厄介なのは、それらの言葉を発している人が、一握りの成功した経営者であり、彼らは善意でその言葉を発していることです。
かれらはお金をたっぷりと自分に投資をして成功したのですから、自分の方法を実践することで、多くの人が成功すると信じているのです。
しかしこれらの言葉を間に受けると、株式投資はおろか、貯金すらできなくなってしまうという状況になってしまうの関の山です。
自分にお金をすべて投資するというのは、とんでもなくハイリスクハイリターンです。
自分の能力が時代にマッチしたグロース株と保証できる理由はなんでしょう。
その確信がない限りは、お金を使い切らずに、収入の一部をしっかりと貯金にまわすべきです。
さて、貯金をしてても不幸な理由はなんでしょう。
それは、貯金本来の目的が達成できないからです。
なぜ貯金するかと言えば、将来のために蓄えたいからです。
現状の利息と、将来のインフレ率を考えれば、普通の人が貯金をいくらしたところで、将来安泰にはなりません。
貯蓄が将来の自分を養ってくれないからです。
一方で株式投資を知っていれば、長期的には儲かることがほぼ確実です。毎月5万円投資することを続けられれば、金融資産を1億円を達成できます。
1億円を3%で運用すれば、年間不労所得が300万円になるため、年金に頼らなくても一生生きていけます。
この長期的な将来展望を多くの日本人は描けないことが一番の問題です。
金融資本の知識が低いとどんなに稼いでも、AIによって仕事を奪われる悪夢がよぎるために、食いっぱぐれる恐怖から日本人の幸福度が低いのだと思っています。
ぜひ長期投資家になるという選択をして、自分の金融資本を増やすという結果を積み上げて言ってください。そうすれば、あなたは幸せに近づくでしょう。
毎月14日は投資の日です。
自分自身の投資の目標を立て、望ましい資産配分を常に考えていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。