経済誌を読んだからってには経済には強くならない
日経新聞を読んだら経済がわかる。
東洋経済やダイヤモンドを読めばもっとわかる。
ウォール・ストリートジャーナルもよめば最強。
そんなわけありません。
CNNやBBCもみれば、いいのでしょうか?
違うんです。
どうして違うかって?
例えを変えてみます。
朝日新聞を読んだら世界で起きていることがわかる。
どうでしょうか?
新聞を読んだら世界がわかると思っている人はあまりいないと思います。
同じことは経済や投資にも言えると思います。
情報誌を読むことを否定しているわけではないです。
何が言いたいかと言うと、メディアの情報だけでは、その領域に詳しくなれないと言うことです。
メディアが伝えてくれるのは、その領域の一歩目の情報です。
メディアとは、媒介を意味します。間を取り持つという意味です。
媒介するものですから、向こうから来た情報をこちらから一方的に受け取っただけでは片手落ちなわけです。
大切なのは、こちらからその情報にアクセスしていくと言うことです。
ひと昔前までは発信された情報に対して、こちらからのアプローチといえば、発信者に聞く(講演会など)、その領域に詳しい人に聞く。本屋でその領域の書籍を買うなどしかなかったと思います。
しかし今はインターネットがあるため、気になったことはすぐに調べることができます。
知りたい領域にアプローチしてはじめてその領域に詳しくなれるのです。
投資に関して、知りたい銘柄があれば、必ず検索すると思います。
日本語でわからなければ、英語で検索するという手段を持っている人もいるかもしれません。
こちらから情報にアプローチすることで、情報の理解がぐっと高まります。
そして、また新たな情報が得られるわけです。
情報へのアプローチはインターネットだけではないということは忘れないようにしておきたいです。
書籍や講演会なども貴重な情報源です。
大事なことは、こちらから情報にアプローチすることです。
多くの人は、メディアからの情報を受け取ったら、よっぽど興味のある領域以外は、そのままなのかなと思っています。
しかし、ほんの少し主体的になるだけでかなり人生観が変わるのではないかと思っています。
メディアからの情報提供は、ほんの一歩目に過ぎません。
どの領域でも良いので二歩目、三歩目とすすむことが大切だと思います。
そういう意味で、多くの人の情報収集力、物事への理解を助けているgoogleは本当にすごいなと思う日々です。
メディアからの情報は読みっぱなしにしないようにしましょう。
検索のハードルが著しく下がっているのですから。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。