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医者とはじめる米国株投資です。将来安定した生活を送るために、S&P500ETF投資を薦めるブログです。

ガンの告知は認知症の人には重すぎる

毎日割とたくさんの患者さんと接しています。

 

毎日いろいろな情報を処理しているような気がします。

 

仕事が終われば子育てをしたり、ブログを書いたり、勉強したりします。

 

毎日ものすごい量の情報を処理しているんじゃないかと痛感します。

 

別に大したことをしていなくても、日常生活を送るだけで、いろいろなことを考えたり、感じたりしています。

 

株式投資を始めた理由は将来お金持ちになれるか不安だったからです。

 

将来お金持ちになれるかということ以外にも、将来の悩みは尽きません。

 

子育てのことや仕事のこと、実家のことなど、悩みは尽きないような気でいます。

 

高齢の患者さんと接していると、認知症の人と接することがあります。

 

認知症とは文字通り、認知能力が低下したりする病気ですが、なりたくない病気の一つです。

 

軽症では、普通に会話ができたりするだけですが、中等症では、会話に明らかに齟齬があったり、わりと違和感のある状態になります。

 

認知症を予防する方法というのは基本的には確立されていないし、もしあったとしても、今は普及していないため、現状はだれがなってもおかしくない病気です。

 

認知症もそうですが、『がん』だってだれがなってもおかしくない病気です。

 

悪性腫瘍(がん)の治療は日々進歩しているため、私が認知症になるころには、わりと治ると言われているのかもしれません。

 

自分が認知症の状態でがんと告知されたら、もうそれだけで頭がいっぱいになってしまうのではないかと思います。

 

『がん』と告知されると、頭がいっぱいになります。

 

手術の話や予後の話、副作用の話、化学療法の話は頭に入らないそうです。

 

医者の私でもそう思うのですから、医療者でない人が、ショックでなんにも考えられなくなるのは十分理解できます。

 

認知機能が正常でもつらいのに、認知症の人へのガンの告知ってどれだけショックなことなんだろうと想像してしまいます。

 

現状でさえ、将来に対して不安な気持ちがあるのに、人生の後半も不安な気持ちばかりになるのはつらいなぁと想像します。

 

しかも情報処理力が衰えているので、自分で自分をコントロールする力、強引に前向きに解釈する力も落ちていて、怒涛の不安な気持ちに押し流されるんじゃないかと思います。

 

不安でネガティブな状態で死ぬのは嫌です。

 

認知症になったら、私はがんなどの複雑な病気の告知はしないでほしいなと思った今日のこの頃です。

 

ステージが初期の割と簡単に治りそうな状態でも、どさくさまぎれて治療してほしい気がします。

 

現代は本人への告知が大前提ですが、告知に関してはひと昔前の本人に言わないという方針も将来的には復活してくるのではないかなと感じます。

 

最後は安らかに死にたいですね。

 

毎月14日は投資の日です。

 

銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。

 

コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。