livenewlife 米国株投資で新しい時代を生きる

医者とはじめる米国株投資です。将来安定した生活を送るために、S&P500ETF投資を薦めるブログです。

家を買うときにやるべきことは公示価格を調べること。

 

 

こんにちは。

 

家を買いたいと思っている人はおそらく定期的にSUUMOat HOMEをみてはため息をついているんだと思います。

 

かくいう私はそうでした。

 

昨今の不動産価格の高騰のあおりを一番に受けているのは、自分の家を欲しいと真剣に悩んでいる人なのではないでしょうか。

 

夢のマイホームだからといって、気に入ったらとにかく買うなんてことはおすすめしません。

 

なぜなら買った瞬間に値段の下がる家をローンで組んでしまえば、たちまち借金地獄だからです。

 

せっかく投資をしているのに、ローンを返すので精一杯な人生はもったいないという立場を私はとっています。

 

そのため、なるべく資産価値の下がらない家を買いたいとずっと考えています。

 

さて、不動産価格の推移を見ていると、以前より少しずつ値段が下がってきているような気がしていますが、その値段の妥当性をどうやって判断すればいいでしょうか。

 

販売価格と実際の契約価格は違いますので、インターネットでみている限りその実態はわかりません。

 

しかし国土交通省が売買価格や周囲の経済状況を考慮した土地の値段というものを公表しています。

 

それが公示価格です。

www.land.mlit.go.jp

 

公示価格は1年に1度決められており、ある地区を定点観測しているため、アベノミクスの前のリーマンショック周辺の値段なんかもすぐにわかります。

 

販売価格や売買価格はネットの海に消えてしまいますし、私たちのような一般人には不動産業者しかみれないレインズを見ることができません。

 

仮にレインズを閲覧できたとしても、各不動産の売買価格をつまみ食いのように見ても、それは定点観測の結果でないため、全体的な土地の値段感というものはすぐにはわかりません。

 

しかし、公示価格を知ることができれば、その土地の大まかな値段を知ることができます。

 

不動産情報サイトによっては、実際の売買価格が公示価格の1.1倍程度になるとの記載をみますが、私は、これには反対です。

 

不動産の売買価格は、将来の市場を見込んだ価格になりますし、株式と異なり、流動性が低く、株式市場ほど効率的な市場は形成されていないでしょう。

 

売主の将来に関する強気の姿勢があれば、売買価格は公示価格より高くなるでしょうし、将来に対する不安があれば、売買価格は工事価格よりも低くなるでしょう。

 

米国インデックスファンドへの投資でさえも、ちょっとした暴落で投げ売りになるのですから、日本の不動産を抱える、一般人や中小不動産業者は将来への先行き不安に耐えられないはずです。

 

不動産屋と話をした人は思い出して欲しいのですが、一回でも不動産屋が公示価格の話をしてきたことがある人っていますか?

 

少なくとも私はありません。私は周囲の販売価格などと比べつつ、適正価格がいくらなのかをずっと悩んだりしてきましたが、不動産屋は公示価格がいくらかなのかは教えてくれませんでした。

 

なぜか?そんなの不動産屋の都合が悪くなるからでしょう

 

情報は非対称な方が交渉は有利に進められます。

 

ぜひ公示価格を参考にしながら割高不動産を掴まないようにしていきましょう。

 

毎月14日は投資の日です。

 

自分自身の投資の目標を立て、望ましい資産配分を常に考えていきましょう。

 

コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。