シルバー人材こそ起業したらいいと思う。
昨今のグローバル化やインターネット、スマートフォンの普及で、だれでも起業ができるよいう時代になったように思えます。
その真偽はさておき、起業のハードルの高さは何にあるかといえば、ずばり儲かるかどうかです。
例えばベンチャー企業を立ち上げたり、ベンチャーに就職するときに対比されるのが、大企業です。
大企業に勤めていても、将来保証されるわけではないし、自分の力は活かせないし、つまらないよという意見は常に存在します。
一回きりの人生なんだからやりがいのある仕事をしようという意見はまさにごもっともだと思っています。
しかし、資本主義社会の現代では、安定した給料というのは、とんでもなく重要です。
大企業には福利厚生もあるため、給料以外に充実した部分も多いでしょう。
そうなってくると、私たち20代~30代にとって、起業することで
サラリーマンの給料<起業したときの給料
になれる確信がないと起業のインセンティブは生まれないわけです。
例えば平均年収400万として、起業しても同じ400万では意味ないわけです。
イメージとしては、800万以上は稼げる見込みがないと起業は成り立たないと思っています。
そうなって来ると、起業のハードルはぐっと高くなります。
年収が同じなのに、わざわざ不安定になる起業をするハードルは正社員の若者には高いんじゃないかと思います。
しかし、シルバー人材の方はどうでしょうか。
高齢者であると、馬力も効かなくなるので、激務な仕事はできません。
なんとなく誰でもできる仕事だけれど、過去の経験を生かした仕事を、低賃金でしてもらうというのが、シルバー人材に働いてもらうというコンセプトなのでしょう。
高齢者にとっては年金収入もあるため、やりがいのある仕事があれば年収200万でもいいということで、シルバー人材という制度が成り立っているんじゃないかと思っています。
しかし、シルバー人材こそ、軽い気持ちで起業するのがいいんじゃないかと考えます。
起業して年収800万を目指すのは大変ですが、年収400万とかであれば無理なく目指せるのではないでしょうか。
仕事をすること自体は、社会で活躍していることの実感ができるため、生活を充実させると私は思っています。
働きたくない人は働かなくてもいいと思いますが、安い給料で雇われるよりも、起業して社長として、人生を生きる方が、最後まで充実した人生を生きられるのではないかと思いました。
ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースは65歳で起業したというエピソードがあります。
何歳からもで遅くはないという比喩によく使われるエピソードですが、チキン屋を始めても高収入は普通望めないでしょう。
しかし、カーネルサンダースは今のケンタッキーにならず、小さな町の美味しいチキン屋さんだったとしても、きっと充実した人生を送れていたと思っています。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。
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