幸福になるために、煩悩を捨てる必要はない。
こんにちは。
多くの人は幸せになりたいと願いつつ、なかなか幸せになれていないというのが実情だと思います。
幸せになるための方法として、煩悩を捨てましょうというような意見があります。
怒り、悲しみ、妬み、などなどこれらの欲望が、苦しみの源であるかのような意見というのはある程度のコンセンサスがなぜか得られています。
しかし、私はこの意見の反対です。
相手のことを妬まないで済む、失敗しても、次の選択肢があるため、いつまでもくよくよしないで済むなど、煩悩などが出ないような状態というのは、良い状態だと思います。しかし、煩悩や欲望、喜怒哀楽自体が悪いとは思いません。
お金持ちの人を見て、お金持ちになりたいと思う気持ちのどこがいけないのでしょうか?
自分の中で自然に沸き起こった気持ちを否定することは、絶対に幸せに繋がりません。
相手に嫌なことをされて、怒りが湧いてくるのは自然な気持ちですし、目的を達成できなくて、悲しんだり、絶望するのは普通のことです。
これらの気持ちを否定するのは、自己肯定感を育むことには繋がりません。
もっと美味しいものを食べたい、もっと甘いものを食べたい、かわいい子と付き合いたい、かっこいい子とデートしたい、これらの気持ちを否定しないようにしましょう。
幸福感とは、自己肯定感です。
幸福とは自分の人生への総合評価です。
一時的な快感の連続ではありません。
美味しいものを食べて『幸せ~』となる気持ちは、『幸せ』とことばにはしますが、一時的な快感にすぎません。
自己肯定感をしっかり持つためには、自分の中にある感情・煩悩・欲望を否定しないようにしましょう。
その感情を受け止めて、よりよい選択・行動をすることが、真の幸福に繋がります。
自分の煩悩や欲求を否定せず、ありのままの自分をまずは受け止めましょう。
毎月14日は投資の日です。
自分自身の投資の目標を立て、望ましい資産配分を常に考えていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。