お金では幸せは買えない〜幸福と快感は違うということ
こんにちは。
投資において重要なことは大体学び終わりましたし、伝えきったんじゃないかと思うので、先日気がついた幸福について書いていきます。
まず、幸福と快感は違うということをお伝えします。
幸福感とは自己肯定感です。
自分の人生を振り返って幸せだなと思えることは、自分の人生を肯定できているかどうかです。
自己肯定感は、自分の人生を自分で選択して生き、人的資本、社会資本、金融資本を増やしていくことで得られます。
一方で、
快感とは一時的な脳の興奮です。
快感とは、おいしものを食べて美味しい!と思うことや、だれかと楽しく遊んだときなどの高揚感、ポジティブな気持ちの高ぶり全般を指します。
そしてお金で幸せは買えないという言葉がありますが、毎日フルコースを食べても幸せにはなれません。
なぜお金で幸せが買えないかといえば、お腹が空いた時に食べる一杯のラーメンも、大金を出して食べる銀座のフルコースも、美味しいという気持ちには変わりないからです。
金持ちも貧乏人も皆同じ美味しいという気持ちを持つことができますが、それは単純に人間の感覚細胞が活性化しただけの話です。
同じことは、他の快感についても言えます。
だれかと一緒にいて楽しいという気持ち、音楽をきいて素晴らしいと思う気持ち、仕事で成果をあげて嬉しいという気持ち。
これらは、貧乏人でも金持ちでも皆、だれでも得られる気持ちなわけです。
そのため快感を追求しても、幸福にはなれません。
連続する快感が幸福にはならないからです。
むしろこの快感を求め続ける人は、乱暴な言い方をすれば強い刺激を求めるだけの薬物依存と変わりありません。
さて幸福感とは自己肯定感です。
美味しいものを食べたからと言って、自己肯定感は得られません。
楽しい飲み会をしたからって自己肯定感は得られません。
ちなみに、この快感をいつでも生み出せる状態が超金持ちなのかもしれません。
お金で幸せは変えないとは、快感と幸福は異なるという意味を指しているのでしょう。
繰り返しますが、
自己肯定感とはは自分の人生を自分で選択して生き、人的資本、社会資本、金融資本を増やしていくことで得られます。
このことを忘れないようにしましょう。
毎月14日は投資の日です。
自分自身の投資の目標を立て、望ましい資産配分を常に考えていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。