新書じゃなくて、名著を読もう。
こんにちは。
本屋には多くの本があり、電子化が進もうが進まなかろうが、毎年多くの新書が出ています。
しかし、ブックカフェやヤフーニュースをよく読んでいて、さらにブログを発信している身として思うのは、多くの新しい知見というのは、過去の名著の延長線上にあるのではないかということです。
科学においては新たな知見は大切だと思いますが、生き方とか、小説とかそういうものは、昔の名著をよむことの方が実は有益なんじゃないかと思う日々です。
例えば投資に関しての本で言えば、シーゲル教授の株式投資の未来は名著だと思いますが、結局はスマートベータ投資を勧めているもの、所詮は新たなブームの一つという結果になる可能性の方が歴史的には高いです。
投資本のコーナーで、長期投資の本を読む際には、一度でいいから『ウォール街のランダムウォーカー』や『敗者のゲーム』など、投資における名著を読むことをお勧めします。
結局多くの投資関連の新刊は、それらの名著に基づいた意見になっていますし、分析を伴うものも、過去の知見に基づかざるを得ないので、過去の名著を無視できません。
株式投資において、長期投資が儲かるということは長年データとして示されていますが、それ以外の知見というのは、ほとんど曖昧な状態で未来のことはだれにもわからないというのが現状です。
株式投資以外にも同じことは言えると思います。どんな分野にも名著があるはずです。
そして物事の本質は名著に書かれています。
多くの分野の本質を知ることで、人生が拓けていくと思っています。
多くの人がブログやインターネットであらたな情報を得ていると信じていると思います。
しかしそれらは、名著を読んで感化された人の最近思いついた意見というのにすぎません。
それらの意見のほとんどは、長年使えるような知識や知見ではないでしょう。
どうせ何かを読むのであれば、すぐに廃れる新しい知見よりも、長年役立つようなものを読む方が効率が良いと思う今日のこの頃です。
毎月14日は投資の日です。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。