どの投資信託にしようか迷ったら、全部買うべし。
こんにちは。
米国株式にたどり着いたはいいものの、どこに投資をするのがベストなのかがわからない人は多いと思います。
血の汗を流しながら手に入れた資金をどこに投資するかというのは思っている以上に悩ましい問題です。
だからこそ、運用資産額の推移し、実質コストを詳細に比較しているのだと思います。
しかし、私のおすすめは迷ったら全部買え!です。
私が考える投資信託を買う上での一番のリスクは、その投資信託が繰り上げ償還されることだと思っています。
銀行や証券会社窓口で進められるような、投資信託を買ってはいけないのというのは大前提ですが、この理由は、手数料が高かったり、アクティブファンドだったり、連動するインデックスが間違っているからです。
こういう質の悪い投資信託の定義は、本質的に勝てないことが予想される、ということです。
一方で質の良い投資信託とは、今後も高い確率で上昇してくれそうなインデックスに低コストで連動してくれるものです。
要するにNYダウやS&P500に連動するインデックスや、MSCIグローバル・インデックスなどです。
消費者の知能は上がり続けると思っているので、質の悪い投資信託というのはいずれ淘汰されると思っています。
しかし、質の良い投資信託が100%安全かといえば、そうではないと思っています。
S&P500はかなり安全性だと思いますが、
S&P500に連動する投資信託が続くかどうかという問題はかなり考慮しないといけないとおもっています。
最近はダウやS&P500に連動するもの、VTIを買うもの、世界全体への株式に低コストで投資できるものなど見かけが良さそうな商品がたくさん増えてきました。
一般的には新規投資信託というのはその実力を確かめるために、投資なんてする必要はないですが、昔からある投資信託は高コストなため最終的に淘汰されるリスクを現在孕んでいます。
NISA枠で運用している人は、わざわざ投資信託なんて買わず、昔からしっかりと運用がなされ、低コストであるETFを買えばいいと思っています。
ただ、NISAにおいては手数料がETF購入時は無料でも売却時に手数料がかかるのでむやみ分散すると売却時のコストが高くなってしまいます。年間100万円前後の投資規模であれば、保有するETFは1つの方が高いリターンが望めます。その一本を選ぶのでもそれなりになやむと思いますが、VOOでもIVVでもVTIでも信用できるので、適当に選んだ1本がいずれあなたをお金持ちにしてくれます。
しかし、去年や今年から始まったダウやS&P500に連動する投資信託が10年後も存続しているかは怪しいです。
どの投資信託も質の良いものは8ー9割存続していると思いますが自分が選んだ投資信託が将来危うい残りの1−2割に入ってしまっていたら悲惨です。
だからこそ、投資信託はどっちにしようか迷った場合は、両方買っちゃった方がリスク分散になると思っています。
ジュニアNISAで投資をする場合は、配当再投資ができないのでETFではなく投資信託で投資する方が理論的には絶対にお得だからどの投資信託に投資するかという悩みが発生するわけです。
しかし、虎の子の投資資金を運営会社が破綻するリスクにさらすのは絶対に避けたいです。
ダウやS&P500に連動する甲乙つけがたい投資信託にまとめて分散投資することで自分の自分のリスクを減らせますし、私たちが分散して投資をすることで、質のよい投資信託が些細なコスト差で淘汰されることなく存続し、結果的にみんなが利益を上げられると思っています。
毎月14日は投資の日です。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。