完璧な教育がうまくいかないは、主体性が育たないから。
こんにちは。
多くの人はこどもが生まれると完璧な教育を施したいと思っっていると思います。
だって自分の子供ですからね。ベストを目指したいじゃないですか。
しかし完璧な教育というのは往々にしてうまく行かないんじゃないかと思ってしまいます。
もちろん人間の教育なので、人間が千差万別であることを考慮すれば、うまくいくこともあればうまく行かないこともあるかと思います。
しかし完璧な教育には決定機に欠落していることがあります。
それは主体性を育てることです。
世界はめまぐるしく変化していますが、完璧な教育をデザインするほど、既存の価値観に囚われた、非常に閉鎖的なものを与えるような気がします。
教育とは教え育てると書きますが、教えた後は自分の方向に進むというよりは、自分で育つという自律性が伴っていないといけません。
最も大事なことは、魚の釣り方を教えることであって、どの魚をつれば良いかまでは決まっていないということです。
完璧な教育は魚の釣り方だけでなく、どの魚を釣るべきまで指導していまうからうまく行かないのだと思います。
そして人生において、どの魚を釣ればいいかというのは本当に人それぞれです。だから完璧な教育がうまくいかないのです。
教育において大切なことは、本人の主体性を育てることです。
でも主体性だけ発揮してもくだらない結論に行き着いてしまうから、ある程度知識や考え方を教えるというのが大切なんじゃないかと思います。
だれでも完璧な教育やすぐれた教育を考えると思いますが、なぜ考えてしまうかといえば、今まで投資を知らなかったからだと思います。
人的資本を最大化しないと、将来苦労する。
人的資本がなくなれば路頭に迷う。人的資本がなくなるような失敗はできない。
この強迫観念が諸悪の根源です。
この強迫観念があるからこそ、人的資本を最大化させるため、主体性を無視した教育論が成り立ってしまうのではないかと思います。
投資家であれば、給料を若いうちにせっせと投資に回せば将来不労所得で暮らしていけます。今まではどこに投資をすれば良いのかというのを多くの人が知りませんでした。
しかし今の日本人はS&P500をはじめとした米国市場への投資という方法が示されています。
S&P500への投資家であれば、人的資本に頼らなくていいため、多少失敗してもいいよという感じの柔軟性のある教育ができると思います。
コツコツとS&P500に投資しつつ、一緒にお金持ちになりましょう。
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