金で愛は絶対に買えない。愛は愛がないと得られない。でもお金が0では普通の愛は生まれない
こんにちは。
昔からある疑問にお金で愛は買えるのかというものがあると思います。
資本主義の弊害としてのテーマみたいなものに、お金がないと生活できないという事実を根拠として、お金がないと愛は得られないし、究極的には、愛は買えると主張する人が一定数いると思います。
しかし、ここは断言します。
お金で愛は絶対に買えません。
その論理的な根拠は一言で言えば、愛を得るためには愛が必要だからです。
愛とかいうと紛らわしいのですが、愛を得るために必要な愛とは、商品やサービスを組み合わせたことによって生まれる付加価値です。
お金がある人は、高価なデートを提案することで、あたかも愛を買えるかのような錯覚に至ってしまいますが、現実はそうではありません。
世の中には数多くの商品が溢れているし、数多くのデートスポットがあります。
そしてカップルの数だけ様々な恋愛や結婚生活があります。
お金で買えるものとは、すなわち、お金がある人なら誰でも買える商品もしくはサービスで、この買うという行為はこれ単体では愛にはつながりません。
人の心を動かすには、これらの商品やサービスを組み合わせるという作業が必要になります。この作業を通した、商品やサービスの組み合わせによる付加価値の創出が相手を心を動かすのです。
この付加価値創出プロセスは、まさにオーダーメイドな作業です。
オーダーメイドプロセスを提供するサービスは結局のところありません。
このオーダーメイドな部分というのが愛を原動力として付加価値だと思います。
お金で愛は買えるのかという風にググると、お金の量+痛みのバランスで決まる的なニュアンスの記事がありましたが、私はこれには反対です。
愛の評価は痛みではありません。付加価値の量だと思います。
お金持ちの人がお金をかけないでその人のために一所懸命考えたデートプランや生活プランはとても魅力的なはずです。
お金持ちの人がかならずしも多大な出費をともなったからといって、愛があるとは限らないし、出費をしないから愛がないとは言えないのです。
重要なのは、既存の商品やサービスを組み合わせて新しい価値を生み出せるかどうかです。
だからこそ愛を得るためには愛が必要だし、愛は絶対にはお金ではかえないわけです。
恋愛や結婚における付加価値の提供というのは、商品の値段のように計測できるようなものではないため、いくら資本主義が発達しても、この計測できない価値をすでにお金に還元された商品やサービスで完全に代替することはできません。
さらに愛というのはデイトレードのように一時的な気持ちのやり取りではありません。長期的なスパンでの付加価値になってきます。
お金で愛が絶対に買えないもう一つの理由がこの持続性です。
一時的にお金を使い、既存のサービスや商品が相手の心を大きく動かしたとしても、長期で見た場合、商品やサービスを買えばいいんでしょ?としか考えていない人は、相手への思いやりがないため、商品やサービスを組み合わせた、もしくは、今までに行ってきた行動の組み合わせによる付加価値がないため、相手の心を長期的な視点で魅了することができません。
お金で愛を絶対に買うことができない理由をまとめると
1:相手のこころを動かすには、商品やサービスをどう選んで組み合わせるかが重要。その思いやりの部分が付加価値になっている。
2:この付加価値は短期ではなく長期で与え続けなければならない。一回だけ頑張るだけではだめでなんども付加価値を作ることが大切
こう書くとすごく難しそうですが、別に普通に相手のことを考えて行動するだけです。ちなみに、逆説的ですが、お金が全くない人は、おそらくなかなか愛にたどり着けません。
一応この日本では誰でも仕事をすれば給料が普通に払われて、その給料の一部を取っておいて、必要なものにしか使わない習慣がれば、自然とお金は貯まるはずだからです。
ギャンブル依存だったり、将来設計をしない人とどうして、まともな人が一緒に生きていこうという結論に至れるのでしょうか?
お金がないというのがこの恵まれた社会では異常という見方もできてしまうのです。お金がない人ほど浪費しているように見えます。
さて、付加価値は別に対して大きくなくても大丈夫です。恋愛や結婚は短期的な話ではなく長期的な話なので、毎日ちょっとずつ付加価値のついた行動をとることが大切です。家事をやってあげるとかでもいいし、相手の話をまじめに聞いてあげるとかそういうのが付加価値の積み重ねだと思っています。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、良いパートナーを見つけていきましょう。
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