S&P500投資など長期投資家は売らないことが一番大切

こんにちは。

私のブログはS&P500への投資を勧め、一緒にお金持ちになろうというものですが、そもそも米国株投資家は、外国株式という特性上、長期投資家が多いと思います。

シーゲル投資やファンダメンタル投資、アメリカ以外の先進国への投資、新興国への投資など長期的な投資先は様々なものがあり、どこに投資をすることが一番儲かるのかということは厳密にはわかりません。

そんな中で、一番儲かる投資はどこなのかという議論は非常に面白いですし、それぞれがそれぞれのメリットとデメリットを語りながら、お金持ちになることを夢見ています。

私は、頭と尻尾はくれてやれという言葉は短期トレードにおける格言だと思いますが、

長期投資における格言はインデックス投資は勝者のゲームという本にあった、

『優れた計画の最大の敵は、完璧な計画を夢見ることだ』

という言葉だと思います。

しかしどの投資が優位かということ以上に長期投資家が絶対に忘れてはいけないことは、

売らないこと

この一言に尽きます。

シーゲル投資をやっているひとも、アメリカ以外の先進国株式に投資をしている人も、S&P500に投資をしている人はみんな将来お金持ちになれると思って、長期投資家になったのだと思います。

今後世界経済や国際情勢の変化によって、株価の激しい変化がおきるかもしれませんし、途中経過のトータルリターンが振るわないこともあるかもしれません。

だからと言って大事なことは、売らないことです。

シーゲル投資のトータルリターンが振るわずに、S&P500への投資に切り替えようと思っても、S&P500のトータルリターンがシーゲル投資に追い抜かれたとしても、

決して保有している株を売ってはいけません。

新しい投資先として シーゲル株やS&P500に乗り換えるのはいいと思います。

しかし、すでに保有している株式は絶対には売ってはいけません。

あなたが昔買った株式は、長期では必ず高値になりますし。売ったり買ったりする手数料が一番バカになりません。

せっかく長期株式投資という優れた計画にたどり着いた以上は、完璧をめざして余計なコストは払わないようにしましょう。

投資家は投資家らしく、もし気になる長期投資方法があるのであれば、余裕資金をそちらにも分散させていけばいいのです。

シーゲル投資もS&P500もVYMもHDVもそれなりのリターンが得られるはずです。

議論の特性上、何かを主張するための対立項として、一見他の投資方法をディスることはよくあることかもしれませんが、米国株式にたどり着いた時点で、もっと言うならば、長期的な視点での株式投資に行き着いた時点で、

あなたが将来お金持ちになることはもう決まったようなものです。

しかしその最も大前提となることは、

買った株を売らないことです。

自分の投資方法が仮に振るわない時期があったとしても、売らないと言う大前提を忘れないようにしましょう。そして

売らないためには、売らなくてもいい株を買う

この実践を忘れないようにしましょう。

世の中は常にめまぐるしく変化しています。売らなくてもいいと言うスタンスを取るためにも、一緒にコツコツとS&P500に投資をして活きましょう。