日大・悪質タックル問題から投資家が学ぶべきこと
こんにちは。
時事ネタでブログを書いてみます。
上記タイトルから『投資家』を抜いたものは無数にありますが、だいたいの記事で書いてあるのは、閉塞感はだめとか、きちんと第三者が監視しなくてはならない、
環境が悪いという理論です。
しかしこれは、多くの人にとって即座に取り入れられるような実践的な学びではないと思います。
なぜならあなたは監督でもなければコーチでもないからです。
そして第三者委員会のメンバーになることもありません。
多くの人は選手の立場だと思います。
選手に倫理観はなかったのでしょうか?
あったに決まっています。スポーツマンシップに則っていないということがわかっていたにも関わらず、今回の事件は起きてしまいました。そう考えています。
真に倫理観があったならこんなことは起きないはずだ。
というは簡単ですが、多くの人はそんなに強くありません。
この事例はそのまま社会に適応できると思います。
多くの人はサラリーマンで、世界はスポーツ大会と同じように圧倒的に結果主義です。
理想の環境を整えることは大切ですが、多くのアスリートや実力主義の社会においては結果が求められます。
結果主義が生み出すストレス・ゆがみはものすごいと思います。
天才が7割くらいの力で結果が出せるなら問題ないですが、多くの人にとって、結果を出すためには本気以上の本気を出さなければいけない場面は多々あると思います。
もちろん私は多くの人が結果主義に基づいてがんばったから、今の豊かな生活はあると思います。
しかし!
過ぎたるはなお及ばざるが如しという言葉がありますが、
本気を出し過ぎてはいけません。
どうしたら本気になりすぎないですむか。
どうしたら自分を追い込み過ぎないような本気を出すことができるのか。
それは、投資家サイドに移行することです。
語弊のある言い方をすれば、
日大の選手は早期からフィナンシャル教育を受け、S&P500ETFに投資をしていれば、実力主義で結果主義の世界のゆがみに気づけたのではないかと思っています。
これは監督やコーチにだって言えると思います。投資家として将来生活の安定が見えていれば、歪んだ勝利という結果にこだわり過ぎずに生徒の将来について真剣に考えることができたのではないかと思います。
日本のいちばんの問題点は収入が労働にしか依存していないことです。
金融庁だって投資を推奨しています。
投資家サイドに多くの人が移行しない限り、今回のような問題は次々と起こると思ってしまいます。
一緒にコツコツとS&P500ETFに投資をして、おかしいことはNoと言える人生を送りたいですね。