暴落ニュースでの追加投資ルールはやっぱり優れていると思う
昨日ダウが下落するというニュースがありました。
米中貿易戦争の影響だとニュースで叫ばれていますが、突然暴落するんですね。
いずれにせよ、企業業績を原因とした暴落ではないので、最終的には盛り返すと思います。
ただ、イランあたりの情勢不安、日韓の対立、米中対立、ブレグジッド、インドとパキスタンの対立など、世界経済というか世界情勢は不安定にも見えます。
香港と中国の戦いもありましたね。
世界中の情報が入りやすくなったことで、最近不安定に感じるだけで、実は昔より平均したら安定しているのかもしれません。
マスメディアが報道するのだから世間の人は世界を不安定だと思うでしょう。
さて、わたしはS&P500へコツコツ投資することを推奨していますし、自分自身もそうしていますが、いつ追加投資をするのかというテーマに関しては
間違いなく、『暴落ニュースが流れたら』というのがよいと思っています。
暴落というニュースを世間に知り渡らせる価値があるからマスメディアが報道することを利用した投資法です。
自分でチャートや決算報告をみて、自分の中で暴落ライン、追加投資ラインを決めるもいいですが、本当にその判断が正しいかはわかりません。
一方で、マスメディアによる報道は、その下落が間違いなくニュースになると判断されています。
個別株をやっている人も、勇気があるのであれば、気になっている株の暴落ニュースが流れた時に追加投資をするのがよいと思っています。
そもそも追加投資という行為自体は、キャピタルゲインを多少狙うという意味において、ほとんどギャンブルです。
この追加投資の目的には、ささいなキャピタルゲインを狙うことではなく、
自分の金融資産全体おける株式の比率を増やすきっかけを作ることです。
そのタイミングとして、できる限り効率よくトータルの資産を増やすチャンスが暴落ニュースの流れた時だと思っています。
暴落ニュースのあと、株価は大抵復活します。とくに個別株ではなくETFにおいては顕著に復活します。
だからこそ、暴落時の追加投資は安心できるわけです。投資した瞬間に値上がりするからです。
投資した瞬間にさらに値下がりしたら、もっと追加で投資をすればいいわけです。
暴落し続けて、追加投資をする資金がつきたって問題ありません。
もともとの追加投資の目的が最安値で株を買うことではなく、高値掴みをさけつつ、金融資産における株式比率を上げることにあるからです。
もし自分の限界まで追加投資が完了してしまったら、それはめでたいことです。あなたがお金持ちに近づいたとうことです。
逆に、『もっと下がるまでまとう』とやった暁には、結局、追加の購入ができずに目の前で株価が上昇していく可能性が高いです。個人的に微妙だと思う手法は、暴落ニュースの翌日はウォッチをして、さらに下がったら買うという方法です。
この方法だと、『さらに下がったら買う』という下がった基準があいまいになり、判断力が鈍ってしまいます。
下がったら買う、どこまで下がるかは気にしない
これが追加投資のコツだと思っています。
特に暴落時の投資というルールはわかりやすくて良いです。
ルールとして決めてしまえば、個人的に多少気が進まなくても追加で買うための勇気が出ます。
追加投資は暴落時にというルールで活用しつつ、毎月コツコツ積み上げていきましょう。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。