どうして銀行は株を買うためにお金を貸してくれないのだろう
株式投資をするにあたり、信用取引をするのはおすすめしません。
なぜなら暴落時に強制的に持っている株を手放さないといけなくなったりするからです。
暴落した時に損をするのは売る時です。
現物の株であれば、持ち続けることで損を回避できますが、信用取引では一定以上の振れ幅で暴落すると株を持ち続けられなくなるからです。
さて、銀行の金融で不思議なことの一つは株を買うためにお金を貸してくれないということです。
不動産投資が有利という人はこのことを強調しますね。不動産を買うために銀行はお金を貸してくれるが、株を買うために銀行はお金を貸してくれないと。
株式投資のことをよく知らなかった時は、株を買うために銀行がお金を貸してくれない理由が、株式全体への信用が低いということでなんとなく納得していました。
しかし、よくわからない謎の不動産融資をしていたくらいなら、株式にだって融資してくれたっていいじゃないかと思います。
さらに長期投資では株は儲かるとわかっているのであれば、株の方が不動産より回収できる確度が高いではないかと思います。
信用取引では暴落時に株を持ち続けられるかは暴落の幅によりますが、十分な資金がある状態で銀行からお金を借りるのであれば、今の低金利を生かして、個人が利鞘で稼ぐことができるのにと思ったりします。
住宅ローンを借りる時は1000万借りると月に3万円返すイメージですが、これを株式で応用すれば1000万借りて月に3万ずつ返していけば、返した額以上にお金が増えるのにと思ってしまいます。なぜなら米国株式のリターンは年間7%弱だからです。
暴落して目の前の株の価値が下がっても、配当金はもらえ続けるので、金利を払えなくなることはないですし、
暴落時こそ、銀行からお金を借りて投資をするメリットが出てきます。なぜなら、銀行からお金を借りることで、手元にキャッシュが温存されているため、暴落時の追加の株式投資ができるからです。
かなりトリッキーなレバレッジの掛け方な気がしますが、理論的には成り立つし、お金持ちになるための速度は増えるかなと妄想しました。
低金利で銀行が貸出先を模索しているのであれば、そういう融資もやってほしいなと思うところでした。なんでできないんでしょう。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。