livenewlife 米国株投資で新しい時代を生きる

医者とはじめる米国株投資です。将来安定した生活を送るために、S&P500ETF投資を薦めるブログです。

副業は過労死のリスクをあげる。

よく投資ブログというか投資戦略で言われるのが、節約と副業を積み重ねることで、投資資金を捻出する方法です。節約するのは賛成ですが、副業するのは反対です。

 

月に15万~20万の給料で、5万は難しくても1万円、2万円を捻出もしくは稼ぐのは難しくないと主張する人は、結構多いように感じます。

 

場合によっては副業で月に5万円~10万円稼ぐこと想定する人もいます。

 

副業では平日に仕事が終わった後や土日にアルバイトをすることを想定することがほとんどです。

 

しかし私は副業による資金捻出はむずかしいと断言します。

 

なぜ難しいか。

 

それはそもそも副業をすること自体が大変だからです。

 

実際に副業で稼いでいる人がネット上やテレビ上では何人もでてきますが、周りにそんな人はほとんど見ません。どうしてか。

 

私たちには副業をする余裕なんかないからです。

 

副業してお金をたくさん稼ごうとすれば過労死してしまいます。

 

9時ー5時労働の企業をホワイト企業と呼ぶかもしれません。

 

しかしその後副業を3時間すれば、あたなはブラック企業に勤めているのと同じになります。

 

土日に働こうものならば、さらに労働時間は増えてしまいます。

 

平日に1日3時間、週に5日副業をすると月の残業時間(=副業時間)は60時間になります。平日に1日2時間、土日のどちらかに5時間でも計算は同じです。

 

本業の企業の残業が月に20時間になってしまえば、あなたの一ヶ月の残業時間は80時間になります。

 

過労死ラインと呼ばれる残業時間が、この月に80時間というものです。

 

副業は本業とは別の会社で行う仕事ですので、過労死しても自己責任の扱いになります。

 

本業の会社は働かせすぎどころか、定時にしっかり帰しているのだから訴えられる道理がありません。副業をした労働者の自己責任ということになります。

 

なにが言いたいかといえば、副業をすることであなたはブラック企業に勤めているのと同じような状態になるということです。

 

 

時給1000円の副業で月に8万円稼ぐと過労死するリスクが高まります。

 

副業は強制されるのではなく自主的にやるため、単純に『大変すぎて無理』ということです。

 

本業とは別に、だれでもできるような仕事で月に8万稼ぐのはとんでもなく難しいということです。

 

これは一つの例なので条件が良い状態で副業を始められる人はいるかもしれません、しかし、これより条件の悪い人がたくさんいるというのも事実でしょう。

 

人手不足の日本では基本的に過重労働ですので、副業をする体力もなければ時間もないというのが現状です。

 

そんな中で副業をしろと言ってくる人は、そうとう世間と乖離しているのではないかと思っています。

 

なにが言いたいのかといえば、副業するのは大変だということです。

 

間違っても必死に副業することだけはやめておいた方がいいと思います。

 

悪いのは政治です。私たちの能力が低いからではありません。

 

毎月14日は投資の日です。

 

銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。

 

コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。