競争をさせない学校を作ってみたい。
内田樹の最近のブログの投稿で英語教育についてのものがあります。
わたしたち現代人は競争原理の中で勉強させられることで、みるみる学力が落ちてきているそうです。
自分が学ぶよりも他人の勉強を邪魔する方が自分の相対的な地位が高まるからだそうです。
自分で勉強するよりも、他人を蹴落とす方が、効率が良いという論理です。
すこし適当に解釈しすぎた感がありますが、内田樹の論理はブログを読めばわかります。
要するに、他人と比較して勉強してはいけないということです。
アドラーの考えも混ざっているのかなと思います
昨日よりも今日、今日よりも明日の自分が進歩していることを目標にしていくことが、健全な学習と言っています。たぶん。
しかし、現代の学校教育はひたすらに偏差値です。
偏差値が高いほどいい学校にいけて、いい就職ができて、高収入が得られる。
だから偏差値をあげようとかんばる。
というか、最小の努力で最大の成果をあげるられるように頑張る。
頑張ることで得る結果は、自分の実力アップではなく、偏差値のアップなので、その小さな違いが積み重なって、大きな違いになっていく。
そんな競争社会の弊害が今出てきていると内田樹は主張しているように思えます。
そして、学力を高めるような教育は何かといえば、成績をつけず、他人と比較しないような教育だそうです。
今の日本にはそんな学校は皆無ですが、成績をつけない学校があってもいいんじゃないかと思います。
学校にいる間は、成績をつけず、他人と比較するような教育ではなく、昨日の自分と比較していくような教育をかかげる学校があってもいいんじゃないかと思っています。
要所要所で頑張るのはよいと思いますが、他人と比較せずに過去の自分と比較していく習慣をつけさせる教育というのは将来的に無限の成長を促す上で大事かなと私も思います。
私たちは常に他人と比較されています。だからこそ自分の軸をしっかりともち、自分の中での進歩に重きを置くようにすればいいと思うのですが、それがなかなかできません。
なかなかできないのは、それが習慣になっているからです。
その習慣の始まりは偏差値教育から始まっているのだと思います。
だからこそ、昨日よりも今日、今日よりも明日の進歩を目指すような学校教育があればいいなと思っています。
というか、これは何も子供だけでなく現代の大人の学校でもいいのかもしれません。
なにかゆとりがあればそういう学校とか作ってみたいですね。
そして、そんな学校はすでにアメリカにはあるのですね。さすがアメリカです。
https://forbesjapan.com/articles/detail/19216
教育でもアメリカは先を言っているのですね。私たちの投資先であるS&P500が安泰なわけです。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。