投資も習慣化したもの勝ち
人に限らず、あらゆる生物はルーチンがすきなんだと思います。
生物の勉強をした人はホメオスターシスという言葉を覚えているでしょうか。
日本語では恒常性を維持させる、みたいな意味です。
合理的な行動とは、その定義からして、良い結果をもたらす行動です。
しかし、意外にも合理的な行動をとるのは難しいです。
タバコを吸わないとか、お酒を飲まないとか、寝不足にならない、バランスのよい食事など、このような行動はすべて実行する方が、絶対に良いです。
しかし、これらを実践できないんだから世の中というか、人間は不思議です。
圧倒的な頭脳を手にいれば人間でさえ、習慣化されたものを変えることは難しいです。
投資をするか、投資をしないか。
これも資本主義社会である以上、投資をした方が良いに決まっています。
カーネギーの『人を動かす』に書いてあるようなことを実践するのだって結構難しいです。
習慣は大切です。
なぜ習慣化された行動をとってしまうのかと言えば、おそらく500年前はそれが合理的だったからだと思います。
遺伝子レベルでプログラムされているのでしょう。
習慣化されたことをせよ。と。
500年前は今日を生きて明日を迎えるのも難しかったはずです。
そのため、ルーチン化された行動というのは、成功者の習慣ということなんだと思います。
タバコを吸うことも、お酒を飲むことも、暴飲暴食をすることも、明日を迎えられてしまえば、それだけで成功なんです。
生きてるだけで丸儲け。
さんまの座右の銘だそうですが、生きてるだけで丸儲けなんです。
だから、この昨日やったことを変えるというのは難しいだと思います。
昨日生きれたということは、昨日儲かったということですから。
いくら合理的と言われても、習慣化されていないことを実践するのは、儲かるかわからないことを実践するということになるんだと思います。
私自身は結構合理的な行動をするのが好きなので、合理的な行動はすぐに実践できるタイプだと自分で思っていました。
しかし、今よりももっとレベルアップしたいと思っても、なかなかより合理的な行動にするのは難しいなぁと実感します。
しかし、500年前の理論は現代では通用しないはずです。
少しずつ合理的な行動を習慣化して行きたいです。
投資も同じだと思います。
投資も習慣化したもの勝ちです。
タイミングを計る投資が難しいのは、
『えいや』という気持ちを持てないからだと思います。
目の前にある株を買うこと、もしくは売ることがどんなに合理的に見えても、習慣化されていないことは難しいです。
しかし、毎月コツコツと投資をしていれば、何があっても習慣になっているので、継続して投資ができます。
習慣にすることで、少しずつ労働者から投資家へのステップアップしていけるわけです。
最初は、なれないことを始めるのはつらいかもしれませんが、習慣は慣れてしまえば、楽に自分を押し上げくれると思っています。
少しずついい習慣を作っていきたいですね。
毎月14日は投資の日です。
銘柄選択よりも株式投資の比率を上げるための工夫をしていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。