生活防衛資金を確保している人にとって、学資保険や生命保険は普通にやった方が良い。
こんにちは。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今日は保険の話です。
学資保険や生命保険に関して、投資家の間では否定的な意見もありますが、私はそうは思いません。
保険業のビジネスモデルは債券と保険料の差額で成り立っていると言われているので、保険を投資と捉えて儲けようとしている人は、普通に債券や株式を買ったほうが儲かるのは事実でしょう。
しかし、保険の良さは、節税になるということです。
サラリーマンなら源泉徴収表をみたことがあると思いますが、そこに保険の額を記載する欄があります。
そこで記載された額を元にした一定の額は収入から控除されます。
つまり、節税になるのです。
私は、年間10万くらいの学資保険に入っています。
そしてその分の一部は控除として返って来ます。
そうすれば、毎年保険金として支払った分の一部なその年のリターンになるわけです。
返戻率が悪いので、インフレに耐えられないという意見もあると思いますが、そもそも現金を所有せずに資産を全て投資に回せる人なんていないでしょう。
普通の人は、何かあったときのためにというために現金を一定額保有しているわけです。なにかあった時とは、事故や病気のことではないでしょうか?
そうであるならば、学資保険や生命保険に金融資産の一部まわすという選択肢は合理性を持ってくると思います。
万が一のためになんとなく保険に入っておくという、保険本来の機能も見落としてはいけません。
確率的には、結局人間は長生きしますが、若年者で末期ガンになる人や、交通事故で死ぬ人は一定の数います。
そういった意味でも、完全に保険に入らないというのは、微妙なのではないかと思います。
さらに、良くある話ですが強制貯蓄機能としての保険も無視できません。
多くの人は、収入が高くなればなるほど、支出が増えます。しっかり自分の管理ができる人は良いですが、散財気味な人ほと、保険は意味を持つでしょう。
株式投資は金融のプロしかいないため、市場の隙をつくことは難しいと思いますが、保険商品に関しては、単純に比較検討することに意味があると思います。
保険という機能は保険商品にしかなく、保険料が節税につながるということ、現金を全て投資に回せないという現実は、忘れないようにした方がいいと思います。
毎月14日は投資の日です。
自分自身の投資の目標を立て、望ましい資産配分を常に考えていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。