新興国に投資しようと思っている人はギリシャのチャートをみるとよい。
こんにちは。
新興国が次々安値になる中だからこそ、新興国には今投資するのがよいと思います。しかしそれは新興国に投資をしようと思っている人たちの間での話だと思います。
毎日なんとなく市場と向き合っていると、一発逆転のタイミングぽんと訪れるような気がしてきて、今こそ新興国への投資チャンスという見方もあると思います。
しかしアメリカ株式に行き着いて、アメリカ株がなぜ有望かということを思い出してみてください。
世界経済の発展が、グローバル企業による世界各国への進出と同じであるという推測です。
日本は間違いなく経済発展していると思いますが、日本の株価はバブル期とくらべてあまり上昇していません。
そして日本株をもっていても、その企業が株主に還元していくれるかはわかりません。
このような事実は新興国にだって当てはあります。
株式を上場しているのと、株主を優遇するかどうか別問題なわけです。
株主を大切にしてくれるかどうかは長期投資ではとても大切だと思います。
一方で、そんなの関係なく、株価の買い戻しがあると見込めるのであれば、新興国の株価は再度大きく上昇する可能性を秘めています。
しかし大した分析もできない私たち個人投資家の思惑があたるかというのは結局博打的な要素が強くなってしまいます。
ギリシャのチャートがそれを反映しているのではないかと思います。
ギリシャは、デフォルトの危機に見舞われて、株価が暴落しましたが、その後大して復活していません。大きく復活しない限りは、結局S&P500に劣後してしまうわけです。
いまの新興国は、この後なかなか復活しない可能性も大いに秘めているわけです。
損するかもという恐怖は結構つらいです。勉強代なんて払いたくないですからね。
ちなみに少額しか投資しない場合は少額しか儲かりません。
だからサテライト的な投資するとしても、ブログ読んだりマネー誌を読んだりして新興国への投資をするためのエネルギーを補充したりする必要がある割にはリターンが少ないです。
だったら、余計な現金を温存せずに、アメリカ株に流した方が、暴落しても値段が戻りますし、過去からずっと右肩上がりのチャートなので、投資資金が大きくても安心できて、自信をもって大きな金額を投資する気になるのではないかと思います。
ボラティリティの高い商品というのは、しかも自分が買ったそばから株価が下がるというのは経験すればわかりますが、結構辛いですよ。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、穏やかな精神状態を保って生きていきましょう。
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