積立NISAだけではお金持ちにはなれません。
こんにちは。
非課税投資にはつみたてNISAやNISA、ジュニアNISAと何種類かありますが、まず投資を始める人が迷う選択につみたてNISAとNISAの選択があります。
私は通常のNISAをお勧めします。
理由は積立NISAでは投資できる額が少なく、ETFに投資できないからです。
さてつみたてNISAがなぜお金持ちになれないかといえば、年間に上限が40万円なので、月々3.3万円を投資することになります。年間6.8%で運用すると、非課税期間20年での元金は800万 非課税による総資産は900万にしかなりません。
積立NISAでは非課税期間内では運用利益が絶対額として少ないわけです。
配当再投資や複利の効果が効いてくるのは、資産規模が1千万、2千万と増えてからです。
米国株に投資をして、年間7%弱の運用でお金持ちになれるような意識を持つことは大切ですが、元手が少なくては、時間を十分に味方につけられません。
時間を味方につけるためには、早めに投資額を増やしていかなくてはなりません。
積立NISAでは年間40万以上の投資分は課税されていまいます。なるべく非課税で運用を続けていくためにも、年間120万円の枠があるNISAの方がいいと思っています。資産が増えてしまいロールオーバーをした際に枠が早々に埋まってしまうことは嬉しい悲鳴です。その時には子供ができてジュニアNISAが使えるかもしれないし、別の非課税口座があるかもしれません。一緒に考えましょう。
また、積立NISAは年間40万円を使い切れなかった時にあとで補充ができないことも大きなデメリットだと思います。
さらに、積立NISAは投資信託にしか投資できません。
ジュニアNISAを調べた時に思いましたが、米国株への投資信託の信頼性はまだまだ足りないと思いました。
米国株のインデックスに連動する投資信託は、ベンチマークが配当込みのインデックスでないことがほとんどなので、しっかり運用できているのかがわかりにくい構造になっています。
いずれは配当込みのインデックスに連動するようになるとは思うのですが、まだまだ黎明期です。黎明期ということは、自分の投資先の投資信託の運営がままならなくなるリスクがあるということです。
一般的には投資信託を選ぶ基準として、償還リスクを下げるために、10年くらいはちゃんと運営されているもの、というのがあるはずです。
そういう意味では米国株投資信託はまだちょっと怪しいかなと思っています。
だからこそ積立NISAではなく、NISAでのETF購入がお勧めなわけです
IVVやVOOなどのETFは昔からありますし、運用残高なども世界トップクラスです。さらに経費率も0.04%で最安です。
以上点から、私はNISAをお勧めします。
こつこつとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。