トータルリターンでみるこれからの結婚観
こんにちは。
多くの人が結婚をしたいと思いつつ、結婚しなかったりできなかったり、価値観の相違などにより、未婚の人が増えています。
容姿がハンディとなる人はたくさんいると思いますが、飛び抜けた容姿でない人もたくさん結婚しています。
なんのために結婚するのか?という問いがあるとしてそれに対する私の答えの一つはこうです。
生きるためです。
昔の価値観では女性を養うというのが一つの価値観だったと思いますが、現代は違います。
人間は一人で生きていけないために、手を取り合って助け合いながら生きていく。
その助け合いの重要な核となるのが家族です。
どんなに友人と仲良くなってもやはり家族と友人とは違うものです。
困った時に友人が役に立たないと言っているわけではないです。実際問題友人と家族は異なる存在ということです。
友人も大切ですが家族も大切です。
その家族というのは、一人の大黒柱、もう一人がその柱を整備するという関係ではなく、二人で一緒に柱を立てながら整備も同時に行う方が、家族的だと思います。
なぜなら家族はビジネスではないからです、法律的な契約で結婚は定義されますが、実態は契約ではありません。
もしビジネスなら、柱になりそうな人がずっと柱をやり、整備が得意な人がずっと整備をやる流れになりますが、この論理では、柱の機能が衰えた時、整備の能力が必要にならなくなったときに、人を入れ替えるという選択肢を取るということが前提となった理論です。さらに、ビジネスであれば、結婚は2人1組より5人1組の方が効率的なものになるでしょうが、おそらく今後そういうシステムはしばらく生まれません。
家族とは運命共同体なのですから、ビジネスライクな付き合いというのは本質的ではありません。夫と妻が協力しながら、この世界を一緒に生きていく、それぞれが一緒に柱を立てつつ、整備も行うのが理想だと思います。
この一緒に生きていくという価値観を持てれば結婚は近くなると思います。
別にうまくいけばどんな結婚でもいいとは思いますが、
玉の輿にのるとか、金持ちと結婚、みたいなのを狙っている人がなかなかうまくいかないのは、お互いに協力していこうという認識が足りないからだと思います。
そういう意味ではLGBTの方がより目的がはっきりしていると思います。
LGBTの結婚は一緒に生きていくという誓いをたてて家族になることです。
一緒に生きていける仲間を見つけることのトータルリターンは計り知れないです。結婚はプライスレスです。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、最高のパートナーを見つける努力もコツコツとやっていきましょう。