投資をしようとしか言わない金持ち本は信用ならない。
こんにちは。
書店には多くのお金持ちになりたい人に買ってもらおうとする本がありますが、その手の類で、とにかく投資そしようということをすすめる本は信用なりません。
S&P500にたどり着いた私には世の中にはどんな投資があるのかなとたまに書店でぱらぱらと本をめくりますが、投資を煽るだけで、結局どの投資先が良いかという具体例が一つもない本が散見されます。
ただ投資を勧める本が本屋で平置きされているのをみると辟易します。
むかしは私もそんな本を読みました。S&P500にたどり着いていない人にとっては、ただ単に投資は大事なんだという意識を植え付けるだけになり、そんな人は、投資をすること自体が自己投資だという意識を植え付けられて、仮に日本株に投資をしたり、中小企業への投資、FX、仮想通貨なんかを始めたりして、失敗してもそれはいい経験になったということで、損をしたにも関わらず長期的には特をしているような意識を持たせる本になります。
意識高い系をカモにする本だと思います。
さらにそれらの類が詐欺的なのが、インターネットの情報は良くないみたいな趣旨が書いてあることで、セミナーへの参加を促したりしていることです。
金儲けビジネスに多くの人がカモとして巻き込まれているという事実が悲しいです。
別にセミナーに行くなとは言っていませんが、セミナーに行ったって、新しい投資先を教えてくれるわけではありませんし、そんなセミナーでクローズで開示される投資こそハイリスクだと思ってしまいます。
それこそ、主催者になんで自分でやらないの?っていう質問が成り立つ投資だと思ってしまいます。
投資はすればいいというものではないと思います。
投資をするからには儲からないと意味がありません。
投資して損たけど勉強になった。
こんな経験を多くの人が持っているからこそ、日本に投資が流行らないのだと思います。
私が友人に投資しないの?と聞いたときに悩んでいる人や即答で投資はしないという人がいます。その理由はやはり投資で損しているイメージの方が強いからだと思います。
投資で失敗する若い時代のいい経験なんか欲しくないんです。
投資をして損をさせられるから、もしくは投資の勉強をして損をさせられるから、投資なんかせずに、しっかり働いて、貯金を増やすというのが最適解のような文化にいまの日本はなっているのだと思います。
米国市場は右肩上がりの投資先です。人口も増加しているし、株主を大切にする文化があります。
別に株式投資のリターンは世界中どこでも年間平均では常に債券などを上回っています。
日本株だってバブルの前からずっと持っている人はしっかりと儲かっています。
でも日本株よりもトータルリターンが歴史的に一貫して高いのが米国です。
コツコツと一緒にS&P500に投資をして、一緒にお金持ちになりましょう。
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