読んで覚えるというスキルを身につけよう
こんにちは。
私が高校生の時の話です。日本史の定期テストの勉強をしていたのですが、当時の私の覚え方は、ノートなどに板書してあった内容を、メモ帳に書いて覚えるというものでした。
高校の定期テストは結構範囲が多く、勉強するのは大変でした。
しかしそんな中でも、全範囲をそれなりに書きながら覚えることで、テストでは割と上位に食い込みました。
あるテストの時、かなりしっかり勉強してテストに臨んだ自分の点数は95点とかそんな感じで結構クラスの中でも上位で、これはトップなんじゃないかと自分で思った回でした。
しかし先生が発表した最高点は98点とかそんな感じでした。
自分では全力を出し切って臨んだテストで当時の暗記科目である日本史で98点取るなんてちょっと自分の限界以上の実力を同級生に見せつけられた感じでした。
その同級生にどうやって覚えたのかを聞いたところ返ってきた返答が、
読んで覚えた
だったのです。これには衝撃を受けました。
多くの記憶を促す本やインターネット記事などありますが、
なるべく脳に印象付けるために、五感を使って書いたり、声に出したりして覚えましょうというのは当時の(今でも?)定説でした。
覚え方があるのかどうかしりませんが、ドラゴン桜とかには脳を活用するために五感を使おう的なシーンはあったと思います。
そんな中で、ただ読んで覚えただけの同級生にわたしは点数で負けるわけです。
なんて衝撃的な日だったか、今でも私の人生のターニングポイントの一つです。
そこから私は読んで覚えることが本当にできるのか、次のテストから実践し始めました。
大学受験に学校の成績は関係ないので、半分遊びのような感覚で、読んでおぼえるというスキルを獲得しようと頑張りました。
そして、なんと獲得できてしまったのです。
覚える上で大事なことは書くことでも、声に出すことでもなく、
集中することです。
読もうが書こうが、一番大切なのは覚えようと集中することでした。
最初は、集中して読むことができず、これではダメだと悩む日々もあり、最初のテストではうまく覚えられなかったりもしましたが、
集中して読めば覚えられることを学んだ私は、さらに発見がありました。
もう書いて覚える作業には戻れない
この事実でした。読んで覚えるスキルを獲得すると、書いて覚えることが非常にまどろっこしくなります。書いてる時間があるならば、2回読んだ方が効率的になるからです。
この読んで覚えるスキルは大学受験でも、医師国家試験でも、試験じゃなくて普通に本を読むときにも非常に役立ちました。
こんな一部の天才しか使えないと思われるスキルはたぶんだれでも体得できます。
大事なことは集中することです。
これができれば、読んで覚えるというスキルは身につけられると思います。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、価値あるスキルもコツコツと身につけていきましょう。