最近の投資信託は信じられない。
こんにちは。
S&P500に連動する投資信託は複数ありますが、私はこれらへの投資はあまり推奨しません。
なぜなら最近の投資信託というのは時の試練を経ていないからです!
投資信託とは投資を信託する、つまり資金の運用を信じて託すという投資行動です。
少ない資金を長期投資により増やそうと考えている私たちは、
投資先の年間の見込みリターンが中間コストなど何らかの原因で少しでも下がると、時間という武器さえも奪われるわけです。
最近出てきた有名な米国株の有望投資信託に楽天全米株式インデックスファンドがあり、私も気になってはいますが、あなたは楽天を信じられますか?
あなたはどうして日本株ではなく米国株にたどり着いたのですか?
株主を大切にする米国の文化、多くの一般人を投資信託によってお金持ちにしてきた実績、そしてS&P500の成長曲線をを見て米国株式にたどり着いたのではないのですか?
ETFと比較した非上場投資信託のメリットは配当再投資を非課税で行えることの一点につきると思います。
毎月コツコツ自動で積み立てる機能はすでにETF投資でもできます。
NISA講座であれば、ETFの配当金は非課税です。年間限度額120万円月に10万円まで積立投資をすることができます。
NISA講座は5年間、非課税投資を行えるわけです。
非上場投資信託に投資するのは、投資歴を5年積んで、投資額が600万円を超えてからでも遅くはないと思いますし、
まずはNISA枠やideco枠を使い切ることが普通のサラリーマンの運用目標になると思います。
楽天バンガード投資信託が非課税による配当再投資で余計なコストがかからずに、今後基準価格が推移していくのか、5年後に楽天という会社は存続しているのか?日本の法制度はどうっているのか?
そのあたりをこれから時間をかけて見極める必要があると思います。
といっても特になにもする必要はありません。5年後にトータルリターンの推移をチェックするだけです。
最近の投資信託は時間という試金石に耐えた実績がありません。
そして新しいものに投資をするというリスクを負っても、
多くの人は運用資産が少ないため非課税の配当再投資というメリットがありません。
だからこそ私は、昔からあるS&P500のETFであるVOOやIVVを推奨しています。
信頼できるS&P500ETFに、一緒にコツコツと積み立て行きましょう。