どこに投資をするかを決めた後に考えるべきことは資産配分
こんにちは。
株式投資を始める人に最初の悩みが、『どこに投資すると一番儲かるか』だとおもいます。
しかしこの命題を解決する方法はなく、儲けようと画策するほどに損してしまうというのが現状です。
だからこそ、市場平均への投資という流れになるのです。
そして市場平均に投資をした時のリターンを考えて、コツコツ投資をしていくことがベストなわけです。
アメリカ株に投資をして、年間の平均リターンが7%弱とした場合、毎月5万円ずつ投資をして40年後に一億円が得られるというのが、計算できます。
さて問題はここからです。
多くの投資家はこの市場平均以上の利回りでリターンを得る方法をついつい模索してしまうのです。
今まで銀行預金の利子が少なすぎるということで、国債や日本株、ソーシャルレンディング、不動産などを検討し、米国株式投資が最も楽にリターンを得る方法と知った人は多いでしょう。
米国株式にたどり着くまでの原動力は、『より高い利回り』だったはずです。
しかし、この『より高い利回り』への原動力があなたの実際の利回りを上げる効果は、米国株式へのインデックス投資のたどり着いた時点でほぼプラトーに達しています。
次に考えるべきことは、『いくらまで株式投資のお金を回せるか?』です。
利回りが7%以上に増やせなくても、投資額を倍にすれば、得られる利益は倍になるわけです。
利回り10%の商品が存在したとしても、そこにしっかりと投資資産を配分し、高いリスクを取らなければ、結果として高いリターンは得られません。
そんなハイリスクハイリターンな投資を始めると、多くの人は睡眠不足になって日常生活に支障をきたすでしょう。多くの人のリスク許容度は高くありません。
しかし、通常のインデックス投資への投資額を、日常生活の支出を節約しながら、少しずつ増やしていくことは可能なはずです。
月に5万円の投資を利回り7%で40年すれば1億円ですが、月に7.5万円の投資にできれば、40年後には1億5000万円です。
当たり前ですが、月に5万円の投資よりも月に7.5万円の投資の方がすぐに1億円に到達して億り人になれます。
利回りが7%以上の投資先を探すよりも、なんとか日々の投資額を増やしていく努力をすることが、結果的に安全に資産を増やしていけます。
個別株の銘柄分析をする暇があるなら、もっと別のことに時間を使いましょう。その方がよりお金持ちになれますよ。
毎月14日は投資の日です。
自分自身の投資の目標を立て、望ましい資産配分を常に考えていきましょう。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にお金持ちになりましょう。