配当よりもトータルリターンを気にしなさい。

こんにちは。

米国株式市場に行き着いて投資家がなぜ米国株を始めたかの原点はS&P500を始めとする、右肩上がりの市場平均の上昇に魅せつけられたからだと思います。

右肩上がりの角度をどこぞの偉い教授が研究し、売り抜ける必要もなく、単に保有し、配当再投資を続けるだけでトータルリターンが年率７％近いものになるという事実に魅せつけられたはずです。

日本株に投資するよりも、不動産投資をやるよりも、ソーシャルレンディングをやるよりも米国株式のトータルリターンが多いと見込めることが米国株投資の最大の魅力です。

一方で、米国株式に行き着いたにも関わらず、どの銘柄に投資をするかという段階になると、なぜか高配当戦略を取る人が多かったり、中小株を買ったりと個別銘柄のアクティブ運用を個人で始める人もいます。

これは非常にもったいないです。

なぜトータルリターンの高さに魅了されて米国株式を始めるのに、わざわざトータルリターンの低い運用方法を選ぶのですか？

多くの投資家がインデックス運用の優位性を認めいるのにも関わらず、

非合理的に個別株を始めるというのは非常にもったいないと思います。

お金持ちの遊びならいいですが、本気でお金持ちになりたい人は、遊んでる場合ではありません。

人生において遊びは大切ですが、株式投資の深みにはまってはいけません。

現時点で、そして今後もインデックス投資をしているだけで高いトータルリターンが得られる。

これであなたは、確実にワンラックアップします。

しかしなんらかのアクティブ運用によりS&P500以上のリターンを得る努力というのは、かなりの労力を使いますし、思った以上に見合った結果を得るまでが大変です。

すでに資産が１０００万、２０００万程度ある人が、高配当株に回して、あたかも不労所得を得られたような錯覚に陥って悦に浸るのはいいですが、

それは本当に合理的に増やす運用ではありません。

合理的に一番増やせているかはトータルリターンでしか確認できません。

富裕層でない私やあなたはトータルリターンを気にしていきましょう。

配当などに注目せず、歴史的に最も優位なS&P500にコツコツと投資をして一緒に高いトータルリターンを享受していきましょう。