超一流になってはいけない
こんにちは。
世界的なアーティスト、世界的なスポーツ選手、世界的な社長など超一流アーティストがメディアを賑わし、私たちは多くの影響をこれらのアーティストから受け、そのような天才的なパフォーマンスをあげられるのではないかと夢を見てしまいます。
そして実際にパフォーマンスを上げられるポテンシャルを持っている人は、そのポテンシャルを発揮すべく、その得意分野に全力で打ち込んだりするでしょう。
しかし、天才というのは往々にして孤独だったりします。
人間という漢字は人の間と書くように、孤独では生きていけません。
そもそも超一流というのはものすごく注目されてしまうため、プライベートがなくなってしまったりします。
プライベートを作るために余計なコストがかかったりもします。
そんな生活は非常に不安定だと思います。
天才的なアーティストほど突然人生を転げ落ちたりしています。
超一流のアーティストは、S&P500以上のパフォーマンスをあげるアクティブファンドに似ています。
一時的には市場平均には勝っても、いずれは平均回帰の力によって、平均に戻されたりもしますし、場合によっては平均以下のパフォーマンスになってしまったりします。
そうなってはとても勿体無いです。
後半ほど自分の人生が楽しくなっていく。その方がいいと思いませんか?
超一流を目指すということは、無理をするということです。
過ぎたるはなお及ばざるが如しです。
人より優れたものを持っていると思った時に大切なことは、無理をしないということです。
平均的な成長をし続ける。
これがとても大切です。
2流でいいと言っているわけではありませんが、超一流にもなってはいけません。
目指すは一流の平均です。
高い能力を持った人ほど、一つのことにこだわらない方がいいと思います。
エッジを効かせるのは良いですが、効かせ過ぎてはダメです。
得意分野で平均的な高いパフォーマンスを出し続ける。これが大事だと思います。
能力が高い人が、あっという間に人生転落してしまうのを見るのはつらいです。
でも能力が高い人が、一流の平均値を出すのは無理なくできると思います。
平均というのは上にも下にも右にも左にも人間がいるということです。
人(ひと)の間(あいだ)にいましょう。人間なのですから。
コツコツとS&P500に投資をしつつ、一緒にそれぞれの一流の平均を目指していきましょう。