超大型連続増配優良企業株なんかに投資しなくていい
こんにちは。
米国株投資を始める人は書籍や米国株ブログを参考にしながら、投資先を検討していると思います。
そして多くの有名米国株ブロガー投資家は個別株に投資していると思います。
個人投資家で超大型優良株に投資している人の投資根拠はジェレミーシーゲル教授の株式市場の分析結果ですね。
過去から現代までの株式リターンを調べてた結果、フィリップモリスやジョンソンアンンドジョンソンなどの高配当な優良企業に配当再投資すると長期スパンでは市場平均に勝つことが誰でもできるという主張です。
この主張は多くの投資家に非常にわくわくする夢をあたえるものであり、私もいずれは個別株投資をしようと思っていましたが、今は違う立場を取っています。
普通の人にとって、個別株投資はお勧めしません。
淡々とS&P500ETFに投資し続けるのがベストだと思います。
どんなに優良企業であっても、個別株投資をする場合、銘柄分析が必要になります。
教養を身に付けたい、銘柄分析のブログ記事を書いてブログ収入も得たいなど
他の目的があれば、銘柄分析や個別株投資、そのポートフォリオの公開など様々な行動はプラスになると思いますが、
普通のサラリーマンにとってコカコーラの財務分析をしたところで、あまりその価値を活かせません。
さらに、トータルリターンを比較すると、現時点でシーゲル投資家はFANG株を持たないことにより、市場平均に負けているというのが現実です。次のブームではAIがくるのか半導体がくるのか、空飛ぶ車が来るのかなどはわかりませんが、ブームの波にもある程度乗ることができるのが、S&P500ETF投資です。
コツコツとS&P500ETFに積立投資を行い、自分の時間を確保していきましょう。